例えば肘関節の場合
90〜110度に曲げた状態がもっとも上腕の筋肉に力が入ります。
腕相撲やる場合基本的に90度が理想と言われています。
ついでに言うと
相手の手のひらを返すように自分の方向に引っ張って
手首を伸ばさせてから
一気に倒しにかかるのがコツだそうです。
腕相撲の話はこれぐらいにして
今日お話ししたいのは
関節の曲げ伸ばし しっかりできますか?
と言うこと。
曲げ伸ばしって言うけれど
肘関節90度が一番力が入るというのならそれ以上曲げる意味ってあるの?
あるいは伸ばす時も
完全に伸ばすより少し曲げた方が上腕に力が入るのなら完全に伸ばす必要ないよね?
確かに運動生理学的にはその通りです。
が しかしですね
肘関節の構造からいえば
しっかり45度までは曲げられるはずだし
180度伸ばせるはずです。
同じように
手首の曲げ伸ばし
指の曲げ伸ばし
膝の曲げ伸ばし
足首の曲げ伸ばし
股関節の曲げ伸ばし
などなど
構造的にここまで曲げ伸ばしできるようにデザインされている
ということであれば
それは全体的な身体機能を考える上で
必ず意味があることである
と考えます。
そして
関節力=関節の曲げ伸ばし角度の最大化
を目指す場合の最大のポイントとしては
関節(骨格)の動きと
伸筋の一筋一筋/屈筋の一筋一筋が
いかにスムーズに連動しているか
だと考えます。
それって解剖学的に実に当たり前の話なのですが
でも実際にこの当たり前のことができていない人が
ものすごく多いのです。
そして面白いことに
しっかり運動して筋肉量も筋出力(パワー)も人並み以上の方で
実は関節力に問題あり
っていうケースがとっても目立つのです。
個々の詳しいケースについては
後日また書きますね。
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bodycare GREENS 森田