リンパ系は
リンパ管(線状の部分)
と
様々なリンパ器官(免疫器官)から構成されます。
リンパ管の主な機能としては
⑴組織液や毛細血管に吸収されなかった物質の吸収
⑵消化管で吸収された脂質の輸送
⑶リンパ器官から血液循環へとリンパ球を運ぶ
が挙げられます。
リンパ器官は
特異的免疫機構の一部で
感染性微生物の侵入に対する関門として働きます。
脾臓は血液と直接連絡を持つ唯一の免疫器官です。
リンパ器官は1次・2次リンパ器官に区別されます。
1次リンパ器官とは胸腺と骨髄のことを言います。
2次リンパ器官とは
脾臓
リンパ節
粘膜関連リンパ組織と扁桃
気管支関連リンパ組織
腸管関連リンパ組織(パイエル板や虫垂など)のことを言います。
1次リンパ器官で
免疫細胞の生産、成熟および分化されたあと
その免疫細胞は
2次リンパ器官に集まって免疫応答細胞となります。
ここで抗原提示やリンパ球増殖、抗体生産といった
いわば「前線における感染症との戦い」が繰り広げられるわけですね。
もう少しわかりやすくかけたらな〜
bodycare GREENS 森田