センバツ高校野球は今日が準決勝。
本来ならもっと盛り上げっていいと思うのですが
星稜 vs 習志野の
サイン盗み騒動で
残念ながらケチがついちゃった。
(サイン盗んだからってそれが勝ち負けにそれほど影響与えるとは思いませんが、フェアプレー精神っていう建前上、正義でないってことなんでしょうね。)
そして前評判の高いチームが早めに敗退した。
加えて
令和騒動もあり
ちょっと盛り上がりにかけるかな?
それはそうと
今月の終わり
GWに始まる春の大会に向けて
甲子園にいない全ての高校野球部は
遠征、練習試合、猛練習と
春休み期間の
今がまさに
がっつり追い込んでる時期なのです。
そんな中
我らがN高野球部のM君がきてくれました。
症状としては
右足を上げると鼠蹊部(股関節)からももの内側にかけて
痛みがでる。とのこと。
脚を上げるための筋肉といえば大腰筋と腸骨筋、合わせて腸腰筋です。
この腸腰筋、見たらわかると思いますが結構長いんですね。
そしてとにかく深くて触るのが難しい。
胸椎の一番下、みぞおちのところから始まって
大腿骨の小転子に繋がってる。
この筋肉が縮むと脚が上がるのが
図を見れば想像できると思います。
M君の場合もこの腸腰筋に問題がありました。
加えて
そこから下に繋がる大腿の前側の筋肉の強い張りと
右の骨盤が閉じて左の骨盤が開くという
アライメントの問題
臀部の筋肉の強い張り。
それら全てを
じっくり時間をかけて調整しましたが、
それでも痛みは取れませんでした。
さあどうする?
まあ
腸腰筋が問題なのはわかってる
そして
腸腰筋はアプローチが難しいのも事実。
じゃあ
ストレッチしてみようということで
これやってもらいました。
普通これ効くんですが
M君の場合もうすでにこの手のストレッチ毎日やってるので
効きません。
なぜ効かないかというと
同じ腸腰筋の中でも
動かなくなってる問題箇所はやっぱり動かないままで
他の箇所が伸びてしまう、動いてしまうからです。
あるいは他の筋肉が代わりに動く(代償する)から。
こうなると
どれだけストレッチしても
ピンポイントでそこに効いてくれない
だから改善されないのです。
というわけで
そこからは
さらに入念に腸腰筋を探っていきました。
ちょっと時間を要しましたが
どうにか脚をあげても痛くない状態までもっていきました。
これでM君本来のバッティングが取り戻せることでしょう。
同じようなケース
ストレッチやセルフマッサージが効かないケースって結構ありますので
そういう時は
早めにGREENSへいらっしゃってください。
じっくり時間をかけて
入念にアプローチさせていただきます。
(短時間で治すことの意義を私はあまり感じません。丁寧に仕事したいです。)
お待ちしております。
bodycare GREENS モリタ