スクワットマジックで右脚が痛い 人工透析の臨床工学技士 I様

警察官でいらっしゃるI様のお父様共々

いつもGREENSをご利用いただいております。

 

昨夜もご来店いただき

お話を聞きましたところ

 

先日

実家に帰ったら

スクワットマジックがあって

お父様が使ってらしたとのこと。

 

スクワットマジック?

なんですか?

こういうのね。

お父様

こういうのつい買ってしまうらしく

いろんな器具が置いてあるらしい。

 

せっかくだし

運動不足なのも気になっていたので

I様も試してみた

ビヨンビヨンとなんだか楽しい

 

翌日はしっかり筋肉痛に

これは効いてるかも!

 

ということで

次の日もやってみた

すると

左脚は普通に筋肉痛で

日に日に痛みもやわらいでいくのだけど

右脚は強い痛みが続き

それがだんだんお尻の方まで上がってきてる

歩くだけでズキズキする

これはおかしい!

 

ということで

その右脚を見せていただくと…

 

腿裏の内側にある

半腱様筋

ここだけが異様に張り詰めてる。

半腱様筋は股関節を伸ばす(スクワットでお尻を上げる)ときに

使われる筋肉です。

同じ股関節を伸ばす動作であれば

隣にある大腿二頭筋の方が太くて強いので

そちらをメインに使うべきなのですが

膝を内側に向けてしまうと

使われる筋肉が

半腱様筋>大腿二頭筋となってしまいます。

おそらく

ガシガシ勢いよくスクワットしたときに

フォームが崩れ

右の膝が内側に入ってしまったのではないか

と思われます。

そうならないように

スクワットするときは

膝が少し外側を向いてる状態をキープすることが大事です。

(股関節の構造からみても膝は少し外向きが自然)

 

そもそも

スクワットだけでなく

筋トレ全般に言えることですが

回数とか負荷よりも

まずはフォームが最優先事項です。

 

フォームが間違ってると

(あるいは動かし方が小さいと)

筋肉への効果が下がるし

間違ったフォームで

回数や負荷を増やせば

怪我につながります。

 

負荷なし

回数も10回でいいので

正しいフォームを身につけて

それから

徐々にダンベルなどで

負荷を少しづつ増やしていけばいいと思います。

 

それと

左右のハムストリングスの強さが違っていて

どちらかに負荷がかかりすぎるというケースは

↓を参考にして弱い方を重点的に鍛えるといいでしょう。

(私は左が弱いです。)

 

でも

何にもやらないよりは

スクワットマジックをきっかけに

股関節の屈曲と伸展動作を覚えるのは

そう悪いことではない。

とも思います。

bodycare GREENS モリタ

コメントを残す

Related Post

体に必要な柱体に必要な柱

カラダの柱=脊柱 そう考えがちですが 脊柱だけでは柱としては弱すぎる 弱すぎるので 脊柱に負担がかかりすぎて 脊柱管狭窄症の原因になったり あるいは 脊柱に張り付く小さな筋肉に負荷がかかりすぎて腰痛になったりします 背中 […]

膠原病、関節リウマチ膠原病、関節リウマチ

膠原病の代表的なものが 関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群   血液の病気なので整体で治すことはできない   だが 膠原病の膠原とはつまり間質 広義の筋膜(ファシア)のことなので   特に関節リウマ […]