最近このコラムが様々なネットメディアで取り上げられている。
日本だと
症状改善のために
鍼灸院や接骨院で
あるいはセルライトの緩和のために
エステなどの美容サロンで
幅広く使われている
カッピング=吸い玉
という療法。
数百年前(もっとか?)からある療法で
中国などの東洋だけでなく
ロシアやヨーロッパでも医師が処方してきた経緯がある。
昭和のプロレス好きなら
アントニオ猪木の背中に
丸くて赤い痕がいくつもあったのを覚えてるかもしれない。
比較的最近だと
マイケルフェルプスもやってたな。
それだけ歴史もあり
世界中で普及した療法ではあるが
この人
強い言葉で批判している。
例えばこうだ
カッピングの施術を行う専門家たちは、この施術は実際には存在しない神秘的な生命力、「気」を整えるものだと考えている。そして、より具体的な説明を求められると、カッピングは「血流を改善する」という。だが、それは科学的な根拠のない、ほぼ何にでも使える便利な表現だ
カッピングは、ばかげた治療法だ。何らかの利益をもたらすという科学的・医学的な証拠はない一方で、危害を与えるリスクがあるのは明らかだ。
・持続的な皮膚の変色、傷痕、やけど、感染症などの副作用を引き起こし、湿疹や乾癬を悪化させる可能性がある
・まれではあるが、頭蓋内出血や失血による貧血など、重篤な副作用の例が報告されている
それでも、その他の面では賢い人たちが、「私には効果がある」と言う──返す言葉がない。お金を節約し、そして同時にあなたの皮膚を守るべきだ。誰かのカップに、吸い取らせてはいけない。
気功まで含めて 全力で否定している。
否定というより攻撃に近い。
実はこのカッピング
アマゾンなどのネットショップで2000〜3000円ぐらいで安く手に入る。
私も買って
その効果を試してみたことがある。
なんでも実際に試してみないと
口コミやネットの評価だけで判断するのは
あまり好きでなはい。
で
その肝心な効果だが
皮膚だけでなく表面の筋肉が吸い上げられることによって
筋肉と筋肉の間などの軟部組織の圧迫が減圧されるので
神経痛が緩和される
全く効果がない
というわけではなさそうだ。
がしかし
その効果はせいぜい丸一日ほどで
一時的にリリース(解放)された組織は
また元に戻ってしまった。
残念ながら
神経痛が治る
と言うわけでもないようだ。
加えて
さらに効果を上げようと
施術時間を長くしすぎると
コラムで指摘されているように
減圧によるストレスが皮膚に重大な問題が引き起こす可能性もある。
上記の結果
私は
カッピングという療法を忘れることにしました。
ちなみに
カッピングを試した目的は
15年以上続いた腰椎1番右脇の神経痛なのですが
別の方法で
随分楽になりました。
それはについてはまたいつか…
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