昨日
スタッフの佐藤さんが
新しいお客様を担当している時に
時間あったら肩甲骨はがししてください
と言われていた。
↑多分こういうのを言われているんでしょうね。
確かに
筋肉間の癒着により
肩甲骨の動きが悪くなって
それが首や肩の痛みにつながるってことはよくあります。
なので肩甲骨が動くように筋肉間の癒着を取る
つまり肩甲骨剥がしは必要だと思います。
がしかし
上記の図を見ていただけるとわかると思いますが
肩甲骨の周りって
筋肉が何層にもなっていて
それぞれがいろんな方向へ走っていて
長さも太さもまちまちであります。
いわゆる肩甲骨剥がしと言われている
単純なマッサージで
筋肉間の癒着が
本当に取れるのか?
というと
答えは❌です。
癒着している箇所というのはいくつもあるし
それぞれが複雑で
小さいが強固です。
絡まった細かい糸を解いていくように
一つずつ丁寧に丁寧に見ていかなければなりません。
一般的な肩甲骨剥がしでは
なんとなく全体はほぐれた感じがあっても
それは癒着が取れたというより
血行が良くなってすっきりしただけです。
血行が良くなれば筋肉の動きも一時的にはよくなります。
でも細かい癒着や
ねじれが残った状態は変わらないので
またすぐに戻ってしまいます。
結論
肩甲骨剥がし=筋肉間の癒着をとる
という意味であればそれは必要
でも
癒着というのは一般的に考えられているよりも
小さくて
複雑で
多いので
いっぺんに剥がそうとはせず
丁寧に一つ一つ対処する必要あり!
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