大谷選手は試合後のインタビューで
「今日はメカニック的にはよかった」とか
「メカニックに問題があった」とか
折りにつけてメカニックという言葉を使います。
メカニックとは何でしょう?
例えばバッティングで言うと
➊ステップのパワーで強い打球を放つ!
軸足に全体重を乗せ、前足のステップと同時に全体重がインパクトの瞬間に全パワーがバットに移りボールに伝わる。つまり運動エネルギーが生まれるのです。前足が着地するとブレーキが
かかり、運動エネルギ―は上半身に伝わり、下半身から生まれたパワーが伝わる。
❷後ろ足の蹴りで腰・上半身の回転力!
前足に重心が移ると同時に後ろ足は地面を蹴るように、つま先で踏ん張る。その動きは後ろ足を
つま先を曲げてヒネルように踏ん張り股関節を通して強い回転力を生み上半身に伝え、
インパクトの瞬間にパワーを両手に集中する。
❸バットを引き寄せる力でスイングスピードも速くなる!
下半身から上半身に伝わったパワーをインパクトの瞬間に集約されますが、このときに、
カラダから離れた位置にあったグリップが腕の力で引き寄せられる。この動きがバットの初速に
関わります。初速が速いと当然次の動さも速くなり、スイングも速くなります
と言った具合に
力の発生とその伝わり方を
具体的に体の使い方に落とし込む
動作時の力学をメカニックと
一般的には言います。
そういうとスポーツ
しかもプロ選手だけのものかというと
決してそんなことはありません。
立つ時のメカニック
歩く時のメカニック
物を持ち上げる時のメカニック
座る時のメカニック
寝る時のメカニック
など
あらゆる人の
あらゆる行動にメカニックの考えは応用できます。
ここで
人間は機械か?
と言う問いが聞こえてきそうですが
はっきり言いましょう
人間は機械です。
ただし
神にしか作れないような
複雑で
柔らかい
有機的機械です。
ですから
立ってる時に腰が痛い。
座ってる時に首肩が痛い。
歩くときに股関節が痛い。
朝起きた時に腰が痛い。
走ると膝が痛い。
などなど
全ては
メカニックで説明はできるのです。
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