昨日も
今日も
おそらく明日も
股関節に痛みを抱えるお客様が
グリーンズを訪れます。
症状
股関節症の主な症状は、関節の痛みと機能障害です。
股関節は鼠径部(脚の付け根)にあるので、
最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。
関節症が進行するとその痛みが強くなり、
場合によっては持続痛(常に痛む)や夜間痛(夜寝ていても痛む)に悩まされることになります。
一方日常生活では、足の爪切りがやりにくくなったり、靴下が履きにくくなったり、和式トイレ使用や正座が困難になります。
また長い時間立ったり歩いたりすることがつらくなりますので、
台所仕事などの主婦労働に支障を来たします。
階段や車・バスの乗り降りも手すりが必要になります。
ごく初め(前期関節症)では関節がきゃしゃであったり変形しているだけですが、
関節症がすすんで初期関節症になると、
関節の隙間が狭くなったり(軟骨の厚さが薄くなる)、
軟骨下骨が硬くなったり(骨硬化)します。
さらに進行期関節症、末期関節症となると、
関節の中や周囲に骨棘とよばれる異常な骨組織が形成されたり、
骨嚢胞と呼ばれる骨の空洞ができたりします。
最終的には体重がかかる部分(荷重部)の関節軟骨は消失し、
その下にある軟骨下骨が露出します。
治療
主に股関節症の治療というと
(1)マッサージで筋肉をほぐす
(2)ストレッチで筋肉や関節を緩める
(3)脚を動かして股関節の調整する
の3つが挙げられますが
残念ながらそのどれもが効果は一時的で限定的です。
なぜなら
股関節を安定させるということは
立った時に
上半身を支える
ぐらぐらせずに耐える
ことですから
緩めただけでは何も解決しません。
最終的に必要なのは
股関節周囲の筋肉の強化です。
筋肉の硬さ
そして骨盤などの骨格の歪み
それらは最初にしっかりと対処した上で
自分の体を支える強い股関節を取り戻すことがゴール
そう考えております。
これ以上
脚が痛くて歩くことが困難な方を増やしたくはないのです!
ボディケアグリーンズ 森田