体液のpHと健康の関係

みなさまおはようございます。

体の中の体液のpHが酸性に傾くと癌やその他様々な病気に罹患しやすくなる

という考えがじわじわと広まっています。

今日は

アルカリ性の場合、酸性の場合それぞれの体への影響について解説していきますね。

1. 体液のpHと健康

人間の体液のpHは通常、7.35~7.45の範囲であり、これはややアルカリ性です。このpHの範囲が維持されることが、健康にとって非常に重要です。

2. アルカリ性の健康的な理由

  • 酵素の活性: 多くの酵素は特定のpH範囲で最も効果的に働きます。アルカリ性の環境は、これらの酵素の活性を促進し、代謝や消化を助けます。
  • 栄養素の吸収: アルカリ性の体液は、ミネラル(カルシウム、マグネシウムなど)の吸収を助け、骨の健康を維持します。
  • 酸化ストレスの軽減: アルカリ性の体液は、酸化ストレスを軽減し、細胞の健康を保つのに役立ちます。酸化ストレスは、慢性疾患や老化の原因となります。
  • 免疫機能の向上: アルカリ性の状態は、免疫系の機能を最適化し、感染症に対する抵抗力を高めるとされています。

3. 酸性の健康へのデメリット

体液が酸性に偏ると、以下のような健康へのデメリットがあります。

a. 骨の健康への影響

  • カルシウムの流出: 酸性の体液は、骨からカルシウムを引き出すことがあり、これが骨密度の低下や骨粗鬆症のリスクを高めます。

b. 筋肉の疲労

  • 乳酸の蓄積: 酸性環境では乳酸が蓄積しやすく、筋肉の疲労感や痛みを引き起こすことがあります。

c. 代謝の低下

  • エネルギー生産の妨げ: 酸性の状態は、細胞内のエネルギー生産に必要な酵素の働きを妨げ、全体的な代謝を低下させる可能性があります。

d. 慢性疾患のリスク

  • 炎症の促進: 酸性環境は、慢性的な炎症を引き起こし、心血管疾患、糖尿病、がんなどのリスクを高める可能性があります。

e. 精神的健康への影響

  • 気分の不安定: 酸性の状態は、神経伝達物質のバランスに影響を与え、気分の不安定やストレスを引き起こすことがあります。

4. 体液のpHをアルカリ性に保つ方法

  • 食事の改善: 野菜や果物、ナッツ、種子などのアルカリ性食品を多く摂取することで、体液のpHをアルカリ性に保つことができます。
  • 水分補給: 十分な水分を摂取することも、体液のバランスを保つのに役立ちます。
  • 運動: 定期的な運動は、代謝を促進し、体液のpHを整える助けになります。

5. まとめ

体液がアルカリ性であることは、酵素の活性、栄養素の吸収、免疫機能の向上など、健康に多くの利点をもたらします。一方、酸性の体液は、骨の健康や代謝、慢性疾患のリスクに悪影響を及ぼす可能性があります。健康を維持するためには、体液のpHを適切に保つことが重要です。

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