2ヶ月ほど前、懸垂のやり過ぎで上腕二頭筋を痛めてしまい、それ以来、上腕を使わないトレーニングに切り替えていました。
先日、久しぶりにダンベルカールに挑戦したところ、上腕二頭筋長頭(外側)から肘裏の外側、そして前腕屈筋の外側にかけてズキンと鋭い痛みが走ったのです。
この痛み、橈骨側の屈筋群に関連しているようで、手首の特に親指側を伸展させると心地よく、少し楽になります。
そこで、ストレッチした状態で、痛みのある筋肉をその走行に沿ってマッサージし、滑走不良を改善させてみました。
すると、さらに調子が良くなり、直後にダンベルカールを試すと、ほとんど痛みを感じませんでした。
「やった、治った!」と思ったのも束の間、翌日ダンベルカールを再開すると、またしても痛みが…。
どうやら、橈骨(親指)側と上腕二頭筋長頭(外側)に過剰な負荷がかかっていることが原因のようです。
そこで、アプローチ方法を変えてみることにしました。
尺骨(小指)側と上腕二頭筋短頭(内側)を意識的に使うことで、負荷を均等に分散できないかと考え、小指側に意識を集中したスピネイトカールを試してみたのです。
すると、痛みはほとんど感じず、これを続ければ二頭筋全体に負荷を分散できるという手応えを感じています。
もしかしたら、以前の私は、上腕二頭筋の長頭に頼りすぎたフォームでトレーニングしていたのかもしれません。
今回の経験を通して、筋肉のバランスと適切なフォームの重要性を改めて認識しました。
今後は、スピネイトカールやハンマーカールなど、上腕二頭筋全体をバランス良く鍛える種目を取り入れ、怪我の予防に努めたいと思います。
また、定期的にストレッチやマッサージを行い、筋膜の滑走性を維持することも大切だと感じています。
焦らず、じっくりとリハビリを進め、完全復活を目指します!
トレーニング中の怪我のことならボディケアグリーンズ 森田